皆さんは頭痛持ちですか。
写真はドラッグストアでもおなじみのEVEさん(EVE A錠)とロキソニン氏(ロキソニンSプラス)です。
どちらもスタンダードな鎮痛剤で、頭痛薬として使っている方も多いと思います。
が、私の片頭痛を前にすれば、両氏共倒れです。
はじまりは小1の春
最初に頭痛に見舞われたのは小学1年生の5月。初めての家庭訪問の日でした。
私は頭に違和感を覚えつつも、言い出せずにじっと座っておりました。
そして家に来た先生は私を見るなり、
「…ナミちゃん、涙目になってるよ…?」
(ダジャレっぽくなっちゃった)
頭が痛いと白状したら、速攻で寝室へ退場となりました。
14時ごろから、次の日の朝まで一度も起きずに寝ていました。
その日、何か薬を飲んだかは覚えていません。
仮に飲んでいたとしたら、おそらく母が常備していたEVEだったのではと思います。
もう20年以上前のエピソードです。
時間は経てど、今でもはっきりと覚えている初頭痛の日でした。
それから今に至るまで、頭痛とは切っても切れない関係になりました。
30代を前に転機(嫌な方に)が訪れる
学童期~20代まではEVE A錠でどうにかなっていました。
しかし30歳手前で第1子を出産してから、明らかに頭痛の質が変わりました。
頭痛第2期の始まりです。
頭の右側に何かが刺さっている。超痛い。激烈に痛い。
おまけにいつも同じ場所だ。グングニルの槍とはコイツのことか。
注)グングニルの槍は北欧神話に出てくるA級な武器で、必ず獲物を仕留めるそうです。
ホントに生きているのが不思議なくらい痛いんです。
そして「一晩寝たら落ち着いた~」が無くなりました。
なんだこれ、起きてもまだ痛い。
ついでに言うと、痛くて眠れない。寝ても痛くて起きる。
最悪の状態です。
この段階で、頭痛薬がロキソニンにシフトします。
相談した薬剤師さんの勧めでロキソニンSプラス=胃に優しいタイプを使うようになりました。
まだ市販薬で何とかなる時代でした。
でもさすがにこの痛みは不安すぎました。
「ヤバい病気じゃない…?」と一抹の不安を覚えて脳神経外科を受診し、MRIとCTの検査を経て
片頭痛
の称号を正式に獲得しました。
(ホントはもっと早く受診すべきだったんだろうなぁ)
ついに市販薬が効かなくなる
さて、この時代も長くは続きません。
30歳過ぎに第2子を出産してから、頭痛第3期に突入します。
ロキソニン氏が効かない。
ひとたび右側のグングニル的頭痛が始まったら、確実に2日は廃人化してしまいます。
そして恐るべき廃人タイムが、月に一度は必ず勃発する、と。
この先、どうやって生きていけばいいんだ。
※ロキソニンSプラスは右側の頭痛時以外は効果を感じています。
そう、左側が痛むときもあるんですよ。
左側の時はロキソニン氏を飲んでしばらくすると抜けていきます。
…この辺も何がどうなっているのか。
トリプタンがやってきた
頭痛第3期、再度脳神経外科を受診します。
引っ越ししたので前回とは違う頭痛外来に行きました。
そこで再びMRIとCTを受け(2万円近くかかった)、二度目の片頭痛称号を獲得します。
医師「特効薬を出します」
え?特効薬?
医師「これは効きますよ。高いけど」
そう、これがトリプタン系薬剤との出会いでした。
1錠あたり340円のアマージさんとの出会いでした。
たっか!!
長くなってしまいました。次の投稿に続きます。
※お薬の効果や頭痛への対処法などは私個人の体験談です。あしからずご了承ください※
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