いつもよりちょっと高めのワインを買いました。
TERRE e BORGHI LANGHE NEBBIOLO
産地:イタリア/ピエモンテ州/ランゲDOC
ブドウ品種:ネッビオーロ
ヴィンテージ:2020年
アルコール度数:13.5%
イタリア北部に位置するピエモンテ州から来たワインです。
ピエモンテ州の赤と言えばネッビオーロ。
イタリアワインの王バローロおよび、女王バルバレスコを作る品種です。
今回のワインは同じピエモンテ州の、もう少し広域のエリアをカバーするDOCがついています。
余談ですが、ワインの試験の時には、イタリアのDOCGは全て暗記しました。
でもDOCは数が多すぎて…
当時自分が好きだったヤツしか覚えませんでした。モンテプルチアーノ・ダブルッツォDOCとか。
それにイタリアワインは制約が多いDOCGにこだわらない製法の高級ワインも多いそうで。
有名どころがボルゲリ・サッシカイアに代表されるスーパータスカン(スーパートスカーナ)です。
キャンティDOCGの地トスカーナ州で作られるボルドーブレンド。
作り手の「しきたりにこだわらない、いいワインつくりたい!」という気持ちが溢れています。
↑↑おおぉ…お値段などご参考までに。
ちなみに私は、覚えただけで飲んだことはありません(苦笑)
いつかビッグになったら飲んでみたいものです。
さて、今回のワインはトスカーナ州じゃなくてピエモンテ州です。
とにかくDOCは数が多いので、ランゲDOCに関しても「ピエモンテ州だよね!」以上のことは覚えていません。
バルバレスコをもう少しリーズナブルにした感じかなー、と思いながら買ってみました。
と言うかまず、コスモスで出会ったことにビックリしました。
えっ、ネッビオーロがコスモスの棚に並んでいる!?
ひそかにワインの穴場だと思っているドラッグストアコスモス。
「シャンドン・ブリュットが並び始めたなー。もうすぐクリスマスだからかなー」なんて思いながらぶらついていたら、まさかのネッビオーロ登場。
ネッビオーロは、ドラッグストアに置くにはちょいハードル高めじゃない…??
と感じるのも、ネッビオーロのワインはタンニン豊富なシパシパ系の赤。
個人的に、結構慣れてきてから手を出す中級以上の品種だと思っています。
(今回のワインを飲んで、それは先入観だったと気づきますが)
輸入業者を見ると、個人的に安心と信頼のモトックス。
何となく好みが合うんです。モトックスさん。
それにネッビオーロは好きな品種なので、思い切って買ってみました。
明るく透明感のあるガーネット。ネッビオーロらしい色調です。
ディスクは中程度。粘性はやや弱め。
香りはまず、紅茶。
赤スグリにプラム。ほの~かな甘味はバニラでいいかな。
全体的に落ち着いた香りです。
アタック中程度。
うん、確かな酸。甘みは控えめ。
そしてしっかりしたタンニン!
バローロやバルバレスコほどではないけれど、この心地よいシパッと感にネッビオーロの主張を感じます。
これは美味しい。
テイスティンググラスで飲むと固い印象でしたが、大き目のグラスで飲むとずいぶんまろやかに感じました。
ワイン単体でいただいても非常に良いです。
うーん、実に親しみやすいネッビオーロです。
コスモスのバイヤーさん、恐れ入りました。
買い物に来て
「2000円くらいで良いワインないかなー。あっ、おしゃれなラベル♪」
なノリで買っても後悔はしないんじゃないかと思います。
あ、お値段のことを忘れていました。
コスモスでは、1,780円あたりでした。
あまりお金持ちではないので1000円台後半のワインは滅多に買わないのですが、今回は
【コスモスのネッビオーロ】
に興味を惹かれすぎたので財布のひもが緩んでしまいました。
結果、とても満足でした。
コスモスだから税込みだし、その点も安らぎポイントです。
↑↑楽天ではこのくらいです。
2021年ヴィンテージはサクラアワードの金賞を受賞している!
バルベラ・ダスティもあるーーー!
ネッビオーロよりリーズナブルです。
うわー、こっちも扱ってくれないかなぁ、コスモスさん。
ワインしか出てきませんでしたが、実際は食事と一緒にいただいています。
何を合わせたのかも紹介したいので、次回に続きます。
今回も読んでいただきありがとうございました!
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