今回はフランスの白ワインです。
商品のお試しサイトを利用して、ちょっとお得に購入しました。
MARIUS by MICHEL CHAPTIER
産地:フランス/ローヌ地方
ブドウ品種:ヴェルメンティーノ
アルコール度数:12.5%
ヴィンテージ:2022年
フランス南部に位置するローヌ地方のワインです。
品種はヴェルメンティーノ。
…ってイタリアワインだっけ?
ヴェルメンティーノと言えばイタリアのサッパリ系ワイン、というイメージで覚えていました。
が、そういえば南フランスでもメジャーな品種でした。
ロールという別名(シノニム)で知られています。
ブドウ的試験の受験者を悩ませるシノニム。
個人的ベスト難解シノニム「これで同じ品種なの!?」は
- 赤:ジンファンデル(アメリカ)=プリミティーヴォ(イタリア)
- 白:ユニ・ブラン(フランス)=トレッビアーノ(イタリア)
です。全然違う名前でしょう。
ブドウにも複雑な事情があるんだろうなぁ、と思わせる方々です。
この方はワイナリー代表の7代目ミシェル・シャプティエ氏でしょうか。
輸入者であるサッポロビールの公式サイトを見たのですが、とてもラフなお姿だったので本人かわからず。。
これは…点字!?
こんなラベルは初めてです。なんて書いてあるんだろう。
ラベルをまじまじと堪能した後は、いただいてみます。
輝きのあるレモンイエロー。
ディスクは薄め~中程度。
香りは、グレープフルーツにリンゴ。
それからハチミツ。
回すとミネラルっぽさが出てきます。
最初の1香では「セミヨンって言われても納得しちゃいそう」と感じていたのですが、回して出たミネラル香で、ヴェルメンティーノっぽさが顔を出してくれました。
アタックやや強め。
シャープな酸。甘めだった香りとは対照的です!
甘みは控えめ。いい感じの苦みあり。
これは一口目から好み!
ドライな白ワインが好きな方はきっと気に入ると思います。
余韻も程よく、かすかにヨードの雰囲気。
個人的ヴェルメンティーノのイメージ”海”にバッチリ応えてくれました。
酸がしっかりしているので、フライ…うん、カキフライとかピッタリです。
軽すぎないので、サーモンのクリームソースとかも合いそう。
海苔にも合いそうなので、手巻き寿司にもいいかも。
とかなんとか言いながら、この日のゴハンはクリームシチューでした。
テイスティングしてから料理できればいいのですが、家庭の主婦ではそうはいかず、ご愛敬ということで。
しかしマリウスさん、結構万能選手です。
ホワイトルゥがかかったソーセージ(アルトバイエルン)にも、いつもの放置系フォカッチャにもピッタリでした。
あまり食事を選ばないので、コンビニとかに置いてあったらいいんじゃないでしょうか。
辛口をお求めの方には、とりあえずの1本でオススメできると思います。
↑↑お値段も程よいです。
↑↑赤もあります。
品種はシラーとグルナッシュ。南仏って感じの面々ですね。
機会があったらこっちも飲んでみたいです。
今回も読んでいただきありがとうございました!
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