”ボルドー・シュペリュール”につられてつい買ってしまいました。
この日のメニューはたこ焼きだってのに!
CHAYEAU DE RIBEBON
産地:フランス/ボルドー地方/ボルドー・シュペリュールAC
ブドウ品種:メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、カベルネ・フラン10%(マイワインクラブHPより)
ヴィンテージ:2018年
アルコール度数:14%
読み方は【シャトー・デュ・リベボン】だと思っていたら、微妙に違いました。
シャトー・ド・リブボン。
フランス語って解読できない!
BORDEAUX SUPERIEUR…ボルドー・シュペリュール。
一般的なボルドーACよりも格上(基準が厳しい)の原産地呼称になります。
シュペリュール=スペシャル かな?
ちなみに同じようなものでイタリアの原産地呼称”スペリオーレ”がありますが、コチラは”スペリオーレが付いていないものよりアルコール度数が高い”のニュアンスになります。
ボルドー・シュペリュールACも、通常のボルドーACよりアルコール度数が高かったりしますが、他にも色々な基準を満たしていないといけません。
詳しく知りたい方はネットで検索してみてください。
さてリブボンさん。最寄りの業務スーパーからやって来ました。
業務スーパーでの価格は798円(税抜き)とかだったのですが、
↑!?
同ヴィンテージなのにネットだとえらく高いです。ってか、倍!?
やっぱり業務スーパーは独自の販路があるのか…?
どうあれ、高品質なワインを安く買えて嬉しいのが庶民。
ありがたく恩恵にあずかります。
【JAMES SUCKLING.COM】で91ポイントを獲得しています。
知らないポイントだったので調べてみました。
どうやらワイン評論家の”ジェームズ・サックリング”さんが立ち上げた評価サイトでのポイントらしいです。
エノテカ(ENOTECA)の特集ページに詳しく載っています。
〇〇ポイントで有名どころは【パーカーポイント】ではないでしょうか。
ワインのコンテストと同様に、自分の好みに合う評価が見つかれば、ワインを探すときの良い基準になってくれます。
ちなみに私はサクラアワードと相性がいいです。
さて今回はジェームズ・サックリングさんと好みが合うか。
テイスティングしてみます。
明るさは中程度。テリがあります。
黒みがかったルビー。
ディスク薄目、粘性は中程度。
香りはブラックベリー。花はスミレ。
黒コショウのようなスパイスに、湿った木(タルっぽい)の気配。
少し青みも感じます。
しっかりとした心地よい酸。
甘みは控えめ。タンニンはしっかり。
おー、後味にうまみが残ります。
余韻やや長め。
「イメージ通りのボルドー!」って感じのワインです。
変な苦みもなく、おいしい♪
凝縮した果実の香りをしっかり楽しめながらも、甘みが控えめなので飲んでいてダレません。
良いワインです。ジェームズ・サックリングさんと意見が合いました(笑)
さて合わせたメニューは宣言通りたこ焼きです。
子どもたちのたっての希望で、たこ焼きとから揚げ。
祭り?
これは業務スーパーではなく生協で買いました。
おいしいですよー、生協の冷凍たこ焼き。
レンジでチンしただけだとフニャフニャなので、それからトースターであぶります。
外側がカリッとなって香ばしさもアップ!
こういったソース系の料理と赤ワインは相性が良いです。
「たこ焼きだし、果実味しっかりのスペインワインかな?」
なんて思っていたところに、ボルドー・シュペリュール。
定価っぽい千円台後半で買っていたら絶対に遠慮しましたが、業務スーパー価格約800円のマジックに錯覚してたこ焼きと合わせてしまいました。
いや、決して失敗ではなかったですよ。美味しかった。
ソースとお出汁がしっかりきいたたこ焼きに、うまみ凝縮のボルドー。
どうしても赤ワインが勝ってしまいましたが、まぁいいさ!
翌日はハッシュドビーフと合わせたので、きっとリブボンさんも許してくれます。
どちらがグッドマリアージュだったかは、お察しの通りで…
↑↑このあたり、たこ焼きにもピッタリだと思います。
スペインのテンプラニーリョ。
リオハDOなど有名な産地でも使用されていますが、特に場所を選ばなければ、フレンドリーな味わいと価格帯のものも多いです。気軽に試してみてくださいね。
今回も読んでいただきありがとうございました!
コメント